ハプスブルク家御用達ベーカリー、ホーフベッカライ・エーデッガー・タックスが再び日本に帰ってきます!
1569年にオーストリアの古都グラーツで創業し、ハプスブルク帝国の皇帝フランツ=ヨーゼフ1世から「王家御用達」の称号を授かった、歴史あるベーカリー。
2015年東京に日本1号店をオープンしましたが、諸般の事情により、2017年に惜しまれつつ閉店しました。
一刻も早く期待に応えたいと思いながらもなかなか思うように事が運ばず、予想以上に時間を要しておりましたが、再開を待ち望む方々の声援に背中を押され、ようやく京都で再開する環境が整いました。
いよいよ本腰を入れて再出発!・・・と思った矢先に、コロナウイルスの大流行。
資金調達が滞り、工事計画も大幅に変更を余儀なくされるなど、思わぬ影響を受けまたもや振りだしに戻ってしまいました。
多くの飲食店が運営に苦しんでいらっしゃると思いますが、新規開業を目指す我々も同様です。新規開業ゆえに政府の支援金も受けられず、そうこうしている間にも一度動き出したスケジュールは待ってくれません。
オーストリアの本店もパンデミックによる都市封鎖で休業を余儀なくされ、職人のほぼ7割が職を失いました。パン作りの伝統がいま危機に瀕しています。
職人の匠と伝統をなくしてしまわないためにも、なんとか日本で再開したい。
再開を応援してくださった方々のためにも、京都で復活を遂げたい。
そして何よりも、途中でやり残したことを完結させたい。
そんな思いから、クラウドファンディングを立ち上げました。
本来であれば、もっと違う形でオープンのご案内をしたかったのですが、このような形でのお知らせになり、申し訳ございません。パンデミックの影響で辛い思いをされていらっしゃる方々も多い中、不謹慎な、と言われてしまうかもしれませんが、日本店の復活に皆さま方のお力を貸してください。
皆さまのご支援でオープンした暁には、ささやかではありますが、感謝の気持ちとして、ハプスブルク家御用達ベーカリー自慢の伝統的なパンをお贈りしたいと思います。
オープンまであと一押し。皆さまのご支援をお願いいたします。